2012年7月アーカイブ

もう歳だからね

よく聞く話として、おばあちゃんが膝が痛いから

病院に行き診てもらいます。

レントゲンを撮って、先生に言われるのが、

「もう歳だから、しょうがないね」という言葉。

そして診断名は「変形性膝関節症」

関節痛の症状のある病気の中では、非常にポピュラーなものです。

つまり膝の関節の部分のクッション的な役割をしている

関節液や軟骨が加齢とともにすり減ってしまい、

直接骨と接することで痛みが出る病気です。

まあ病気というか症状といった方がいいかもしれません。

高齢者の方で膝が痛いと言っている人の多くが、

この病気なのです。

変形性膝関節症

関節痛と言えば、変形性膝関節症と言ってもいい位、

大変患者さんが多い病気です。

症状は、長い時間歩いた時の痛みからスタートし、

正座が無理になり、しゃがみこんだり、立ち上がったりすることが

困難になってきます。当然階段の上り下りも厳しくなってきます。

更に進行すると、普通に歩くのもつらくなってしまいます。

膝関節部分のクッションである軟骨や関節液が減少し、

擦れることで痛みが出る訳ですから、

じっとして動かない時には痛みはありません。

ですが、悪化すると慢性的にひざ部分が腫れてきてしまい

見た目にも大きくなり、膝の可動域も減ってきます。

変形性膝関節症の薬

変形性膝関節症に効く薬というのは存在しません。

それではなんのために薬が処方されるかと言えば、

炎症を鎮めることと、関節痛を緩和させるためだけです。

つまり究極の対症療法という事になります。

内服薬に関しても外用薬に関しても消炎鎮痛薬という事になりますが、

内服薬や痛みが強い時のみ使用するもので、常用は胃潰瘍などを

引き起こす恐れがあります。

外用薬は主に湿布や塗り薬ですが、気軽な分、

貼りっぱなしにして、かぶれたりすることもあります。

どちらもあくまで痛みや腫れがきついときのみの使用と

考えるべきです。

消炎鎮痛薬は、長い目で見ると体にはよくないものですから。

変形性膝関節症の注射

変形性膝関節症の痛み緩和の方法として、

注射という選択肢もあります。

これは主にヒアルロン酸で、軟骨や関節液の実際の成分を

含んでいるため、潤滑油の働きを補助してくれる効果があり、

結果的に炎症を抑え、痛みをとってくれる効果があります。

ただし、あくまで一時的な効果で、恒常的なものではありません。

サプリメントでヒアルロン酸が人気があるのは、

こういった効果を期待出来ることもあります。

これも1回飲んだだけで効果が出るという訳ではなく、

飲み続けて初めて効果を感じることができるものなのです。

変形性膝関節症 温熱

変形性膝関節症の痛みを抑える方法として、

理学療法として温熱療法があります。

整形外科などのリハビリを行う場所には、

必ずと言っていいほど置いてあるアレです。

これが効くか効かないかは個人差もありますし、

症状の状態によりますから、何とも言えませんが、

関節痛に効果があることも多いのです。

これにより、血行が促進されてきます。

つまり、消炎鎮痛薬とは真逆の効果と言えます。

長い目で見れば温熱療法の方がいいとも言えますが、

今痛い場合は、薬に頼るしかありません。

後は太ももの筋肉を鍛える方法も非常に有効です。

痛いからと言って何もせず、動かないのは逆効果で、

腫れなどが無い場合は、筋肉を鍛える運動は非常に有効なのです。

関節痛にも色々ある

関節痛と言っても、沢山の種類があります。

例えば症状の違いで言うと、季節によって寒くなると痛くなる人や、

動かすと痛くなる人、動かさなくてもずっと痛い人など。

また原因で言うと、加齢による軟骨や関節液不足からくるもの、

肥満により膝などに負担がかかったもの、

スポーツ等の激しい運動の繰り返しにより、

特定の関節が疲労、摩耗したもの等が挙げられます。

いずれの痛みも、最初は対症療法をするしかないのですが、

早めに病院に行かないと、ひたすら悪化するだけですので、

無理せず早めに行くべきです。

レントゲンを撮る必要があるので、まずは整形外科に行くといいでしょう。


関節痛の予防を考える

関節痛は発症したばかりの頃は、

痛みというより、こわばりや、単なる違和感から始まります。

ですから、何か調子悪いなあ程度にしか感じないと思います。

しかし、実はこの時期の対処が後々の関節痛の程度を

決めることになります。

もし関節の違和感を覚えたら、気のせいと思わずに、

少し体のケアをしてみましょう。

まずは、体を温めるという事です。血行を良くしてやると

代謝も良くなりますし、免疫力もアップします。

また無理をしない程度に運動をするという事も重要で、

代謝アップと筋力アップにつながります。

それから関節に負担がかかる態勢をつくらないことも重要で、

例えば正座等はその最たるものです。

日本人としては正座否定はしたくはありませんが、

関節のためには決していい状態ではないのです。

このようなケアだけでも随分と関節痛からの予防になります。

逆に何もしなければ、違和感から痛みへと変わってしまうのです。

膝に溜まる水とは

膝に水が溜まるという言葉をよく聞きませんか。

この水というのはなんの水でしょうか。

体の中に溜まっているのですから、

体から作られたものではある事は分かります。

実はこの水の正体は、関節痛を救ってくれる関節液なのです。

クッションとなる関節液がたまると何でいけないのかというと、

通常1cc程度の関節液が普通に関節にある分には問題ないのですが、

関節が変形してしまうと、その部分に大量に

溜まってしまう場合があるのです。

この関節液は、体に吸収されることはないので、

溜まる一方になってしまいます。

ですから抜くしか方法が無いのです。

関節の炎症などがきちんと治れば、水もたまることはないのですが、

完治しない限り溜まり続けてしまう事となるのです。


人工関節

関節炎から解放される方法の一つに

人工関節置換手術があります。

簡単に言えば、調子の悪い関節を人工関節に置き換える

という文字通りの手術のことです。

人工関節の素材は金属やセラミックまたプラスチックなどで、

ねじなどで固定します。

どこの関節でもほぼ置き換えることは可能ですが、

どのようなものを使うかは医師との相談になります。

とはいえ、一般的には膝と股関節の手術が多く、

関節リウマチや変形性関節症などで行います。

人工関節置換手術の良し悪し

関節痛の痛みが続いていくのは、本当につらいものです。

手術することで、その痛みから解放されるのは、

本当に日常が楽しくなる事でしょう。

しかし、考えなければいけないのは、

この人工関節には、寿命があるという事です。

現在の人工関節の寿命はだいたい15年から20年だそう。

あまり若いうちに手術を受けると、

再手術の可能性があるという事です。

以前はそれが理由で、手術は高齢者が多かったのです。

しかし、早いうちに手術をすることで、

痛みと共に生きる生活から早いうちに開放するということは、

楽しく生活する上では非常に大切なことなので、

最近は若い方でも行う事が多いそうです。

この辺は本人の考え方にもよりますので、

手術を考えている方は良く考える必要があるのです。

スポーツによる関節痛

スポーツをしている人は、よく聞いたことがあると思うのが、

テニス肘、野球肘、ゴルフ肘といった、スポーツの名前が付いた

肘の関節痛です。

これはアマチュアやプロ、また年齢に関係なく

起こる可能性があります。

野球肘はピッチャーをやっている人に多く、

肘の酷使が原因と言われています。もちろんフォームや投球数など

個人差が大きいとは思いますが、

これはプロ野球選手に限った事ではありません。

実際少年野球のピッチャーがなるケースもあります。

これは、根性で投げさせた悲しい結果、発症することが多いので、

肩もそうですが、肘も消耗品であるということを

指導者や親は考えてあげなければいけないでしょう。

全てのスポーツに関係する関節痛は、

使い過ぎやケアが足りないだけが問題なのではありません。

肘の使い方に問題がある場合も多々あるので、

指導者はキチンとみてあげる必要があります。

特に子供の場合は、変だなと思っても、

無理してしまいがちですから、定期的にチェックしてあげることが

実は必要です。仮におかしいと思ったら、すぐに病院で

診察してもらうようにしましょう。

そういうケアも選手寿命を延ばす事につながっていくのです。

五十肩

自分の周りには何人も五十肩をやっている人がいると思います。

必ず聞く話ですからね。

多くが40代以降に起こりやすい肩の関節痛で、

とにかく手が上がらなくなるという非常に厄介な関節炎です。

この五十肩、正式には、肩関節周囲炎という名称で、

文字通り、肩関節付近の炎症によって痛みが出る症状です。

骨の老化や血行不良が、原因と言われていますが、

本当の意味での原因はまだ分かっていないのが現実です。

共通しているのがある日突然やってくるという点です。

じわじわなるのではないので、ショックも大きいのです。

血行不良と考えられている要因として、

寝方が大きく関係していると言われています。

もちろん夜寝る時もそうですが、テレビを見たり本を読む時に

横向きに寝転がっていませんか。

この格好は片方の肩に大変負荷がかかっている状態です。

これも大きな原因と言われています。

予防法としては、寝る時に横向きに寝ることはしないように

意識すること。なるべく腕を上げる運動をして、筋肉を使用すること。

よく考えると、腕を肩の高さより上には

日常動作であまり上げることはありません。

これを意識的に行う事が重要です。

また体、特に肩を冷やさないようにすること。

お風呂はシャワーだけでなく、湯船につかることも必要になります。

つまり日頃の運動、あたため、血行改善が

五十肩の一番の防止策になるという事なのです。

腰痛は多種多様

腰痛も関節痛と言えるものですが、

種類が非常に多いため、あまり自己判断はしない方がいいのです。

というのもぎっくり腰、狭窄症、ヘルニア、すべり症といった、

腰その物の痛みから、内科的な大きな病気の前兆だったり、

様々なものが考えられるからです。

ですから、新しい腰の痛みがあった場合は、

病院で精密に見てもらった方がよいのです。

腰は全ての行動の基本になる部分ですから、

一旦腰痛にさいなまれると、どんな行動をする時も

気になるようになりますから、非常にやっかいです。

早いうちに対処しておきましょう。

股関節痛

股関節痛に悩んでいる方も多くいらっしゃいます。

特に女性に多い関節痛というのが特徴です。

この理由は出産にあります。

妊婦の方が出産をする時、大きく足を開きます。

その際、股関節が硬いと赤ちゃんが出にくくなるそうです。

安産のための体操というのは、この股関節を柔らかくしてあげるのを

目的の一つしている位です。

また女性の骨盤は、男性と比べて格段に浅いため、

余計ずれやすいのです。それで出産ということになれば、

ずれの大きさも大きくなってしまいます。

普通は産後に戻るものなのですが、

あまりにずれてしまった場合は、ちゃんと戻らない場合もあるとの事。

そうなるとずれたまま、周りの筋肉も硬くなってしまい、

股関節痛につながっていってしまうのです。

もちろん日常生活の姿勢が関係して、股関節痛になる方も多いのですが、

女性に多い理由がここにあるのです。


成長痛

小学校や中学校の子供に足が痛いと言われて、

病院に連れていくと、成長痛ですねと言われることがよくあります。

この成長痛も関節痛の一つなのですが、

実はこの痛みに関して詳しい事は分かっていません。

ただ、部活などで運動をやっている子が多いのも事実で、

そのあたりから、骨と筋肉と腱の成長がリンクしていないのが、

原因なのではと言われる所以です。

他にも日中に酷使した脚に疲労が蓄積して、

夜に痛むのではないかとも言われています。

いずれにしろ、なるべく、お風呂にゆっくりとつかり、

血行を促進してあげたり、痛い時は無理をしない等、

早めのケアを心がけてあげると、多少の痛み緩和にはつながります。

ただし、自己判断をしないで、

病院できちんと診察をしてもらうようにしましょう。

もしかしたら、他に原因があるかもしれませんから。

適度な運動

関節痛と体重は密接な関係にあります。

ですから、関節痛を治そうと思うなら、必然的に

体重の管理も重要となるのです。

おそらく、病院に行っても、適度な運動をしなさいと

言われる事でしょう。

では適度な運動とはどんなものを指すのでしょうか。

一番先に考えつくのがおそらく歩く事ではないでしょうか。

確かにウォーキングはお金もかかりませんし、

効果も上がるためコストパフォーマンスに優れています。

ただし、ダイエットだけを考えるならそれでもいいのですが、

ここでは関節痛を考えなければいけません。

もし、膝の関節痛を持っている人が、

ウォーキングを続けられるでしょうか。

場合によってはかえって傷めることになりかねません。

そこでオススメしたいのが水中ウォーキングです。

水の中だと自らの体重による負荷を軽減できますし、

全身運動ですから、バランスよく鍛えることができます。

お近くにプールがある方はぜひ利用してみてください。

サプリメントの考え方

テレビや雑誌、またはインターネット通販などでは、

サプリメントのオンパレードです。

このサプリメントには、健康のためのものと

美容のためのものとがあります。

そして、関節痛に対してもよく効くというサプリメントが

沢山販売されています。

おそらくお医者さんに聞いたら、

「そんなもので治るのだったら、病院で処方する」と

言われる事でしょう。

確かに怪しげなサプリメントも多いのも事実です。

そもそも治るなどとうたっているものは

全てインチキと言って過言ではありません。

あくまでサプリメントとは補助的なものにすぎません。

つまり足りない分をわずかながら外から補うという事ですから、

はっきりと体感できるほど効くというのは、

ゼロとは言いませんが、なかなかある話ではありません。

しかし、飲み続けることで効果が出るものも、当然ありますので、

サプリメントをとる方は、そういう部分も納得したうえで、

飲むようにしましょう。

西洋医学の限界

関節痛で悩んでいる方が、

よくサプリメントのことや、家庭用の医療機器などのことを

お医者さんにいうと、「そんなもの効かないからやめときなさい。」

と言われることがあります。

確かにそういう側面もありますから、

お医者さんとしては勧めたりはしないと思います。

しかし、お医者さんが言う事には間違いもあります。

病院に行っても関節痛は治らないという事です。

病院ですることは、薬にしろ注射にしろ

今ある炎症や痛みをとるという事だけで、

対症療法にすぎません。

つまり根本治療ではないのです。

治るというのは根本から完治するという意味ですから、

その意味において西洋医学では厳しいのかもしれません。

体の中から変えていくことが本来望ましいのですが、

これには長い時間と努力が必要となります。

ですから、それぞれいいところを取り入れていくのが、

こういった症状を治していくことになるのではないでしょうか。

つまり、病院で痛みをとり、足りない成分をサプリメントで補い、

運動などで、筋肉を付け、代謝を上げて、食生活や睡眠といった

日常生活の改善をすることで、治していくという事なのです。

人気のサプリメント成分

一体どのくらいの種類が販売されているか分からない

関節痛緩和のためのサプリメントですが、

大きく分けると4つの成分が基本となっています。

そしてその成分の品質や、単独だったり、複合だったり、

ついでに美容成分が入っていたりするかどうかなどで、

価格等が決まってくるのです。


まずは、グルコサミンです。

このグルコサミンは、エビやカニの殻に含まれるアミノ酸で、

実際人間の体内でも作られてますが、加齢とともに

その量は減少してしまいます。

体内の様々な場所の柔軟性や弾力性を保つために役立つ成分です。

次はコンドロイチンです。

このコンドロイチンは軟骨の主要構成成分ですから、関節には、

必要不可欠なものです。サプリメントではサメの軟骨が使われますが、

水分の保持や軟骨破壊防止に役立ってくれます。

次にコラーゲンです。

このコラーゲンは、実際に注射で使ったりするほど、

関節に必要な成分で、タンパク質の一種です。

細胞同士をつなげる働きがあるので、この物質が無くなってくると、

軟骨が弱くなってしまいます。

最後はヒアルロン酸です。

このヒアルロン酸は体中に存在し、細胞間をつなぐ物質です。

保水力が高いことから、肌の美容のためのサプリメントとして、

売れていますが、実は関節内の関節液の円滑成分であるため、

関節にとっても大変重要な成分です。

これら4つの物質が大人気物質で、

物凄い種類のサプリメントが発売されていますので、

気になる人は色々と比べてみてください。

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